古品

第200夜:弥治郎3家合体こけし誕生

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今年1月の中旬、ヤフオクにこけしの頭と胴2体がバラバラになった状態で出品された。頭は鳴子系のもので、胴体は弥治郎系のもの。いずれも戦前の著名工人のもので、個々のパーツとしての状態はなかなか良い。資料として何かの役に立つかも知れないし、関連の現行工人に修復して貰えるかも知れないと思い入手した。弥治郎の胴2体は繋げられそうなので、先月、下谷こけしまつりに上京した新山吉紀さんに見て貰い、修復をお願いした。そのこけしが本日届いたので紹介したい。口絵写真は、修復こけしの頭となった木村敦さんの表情である。

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第199夜:危なかった竹雄こけし

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この竹雄のこけしを求めたのは都内のこけし店で、ほぼ1年前になる。鳴子の大沼竹雄の古いこけしであることは直ぐに分かったが、左側頭部が黒く汚れている。竹雄古作にしては程々の価格だったのはその難点があったためであろう。入手後、本ブログにあげることも無く、そのまま仕舞込んでいた。先日こけしの整理中に出てきたが、黒い汚れのため手放そうとしていたら、それを知った同人から諫言を受けてしまった。そこで改めて良く観賞し、調べてみるとなかなかの作だという事が分かってきた。危なく貴重な竹雄古作を手放すところであった。諫言をしてくれた同人には感謝しなければならない。口絵写真はその竹雄古作の表情である。

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第193夜:栄利再び…

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市川海老蔵の妻で元TVアナウンサーの小林麻央さんが34歳の若さで亡くなった。約1年前から乳がんに罹ったことをブログで公開し、その闘病生活に多くの方々が関心を持って見守っていた。死の病と言われたがんも最近では各種の治療法が開発されて、快癒する方も多くなっている。麻央さんのがんは進行性のがんで治療が及ばなかったのが残念である。ご冥福をお祈りしたい。さて、今夜紹介の作田栄利のこけしに関しては、第130夜で一応完了の予定であった。しかし、それには一部未完の部分があり、今回それを補うことから、この栄利こけしを入手した次第である。口絵写真はその表情である。

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第185夜:誓の仲間が増えた

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先週末は湯沢から弘前へと久し振りにこけし行脚を満喫した。一面の新緑の息吹の中にやや濃いピンク色の八重桜が名残を惜しんでいた。都会に居るとこけしへの想いにも波があり、本ブログの更新も延び延びになってしまうが、今は想いが強くなっており暫くは頻繁に更新ができそうである。さて、大沼誓のこけしは好きなこけしであり、特に状態が良い戦前作が出るとつい欲しくなってしまう。そこで、最近ヤフオクで入手し、国恵志堂の誓コレクションに仲間入りしたこけしを紹介しよう。口絵写真はその表情である。

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第184夜:最近入手の古品(酒井正進)

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今夜は4月頭に纏めて入手した古品の最終回である。中ノ沢の酒井正進の戦前のこけしであるが、千夜一夜(1)の第274夜で紹介したものとはやや様式が異なるので、比較しながら紹介したい。

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第182夜:こけし談話会(石蔵)

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先週の土曜日(13日)に友の会のこけし談話会が秋田の湯沢市で開催された。地方開催の談話会は初めての試みであった。東京からは会員10名が参加、地元からは秋田こけし会の京野会長、湯沢市産業振興部の山田主任、それに木地山系の工人6名(三春文雄さん、阿部木の実さん、沼倉孝彦さん、阿部市五郎さん、柴田良二さん、佐藤達雄さん)が参加された。会場は湯沢グランドホテルのクリスタルの間という立派な会議室に、戦前・戦後の小椋石蔵のこけし他が並べられ、鈴木幹事が用意した資料を元に鑑賞が行われた。その後、隣の松風の間に場所を移して懇親会が開かれ、飲食を共にしながら親交を深め合った。なお、木の実さんは欠席で代りに小野寺正徳さんが参加された。今回の地方談話会が好評だったことから、毎年5月の談話会は地方で開催する方向で検討することになった。口絵写真は、会場の案内照明。

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第181夜:最近入手の古品(遊佐民之助)

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今夜は鳴子の遊佐民之助である。民之助のこけしは大正期を中心にした第1期、昭和15年から18年の第2期、昭和26年から亡くなる28年までの第3期に分かれる。戦後の復活作も戦前作と変わらない古雅溢れるこけしを残しているため、戦後作でも戦前作に勝るとも劣らない評価を受けており、人気も高い。昨日終わったヤフオクにも戦後作が出ていたが8万円近くの高額で落札されていた。今回の民之助も戦後作であるが、古品扱いで紹介したい。口絵写真はその表情である。

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第180夜:最近入手の古品(佐藤三蔵)&藤の花

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昨3日(水)は、足利フラワーセンターに藤の花を見に行ってきた。この時期、ツツジなどと一緒に藤の花も咲いているのは知っていたが、本格的に見た事はなかった。都内では亀戸天神が有名であるようだが、世界的規模という言葉に釣られて足利まで足を延ばしたのである。足利フラワーセンターでは、4色の藤が時期を少しずつずらせて咲くのであるが、今はその内の3色(うす紅、紫、白)が見頃を迎えており、残りの黄色はこれから咲き出すところであった。広い敷地の各所に植えられた藤の花はまさに壮観の一言であった。さて、こけしは秋保の佐藤三蔵。これまで入手する機会がなく、ようやく国恵志堂コレクションに参加したものである。口絵写真は、その三蔵の表情である。

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第177夜:最近入手の古品(佐藤円吉)

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4月も2/3を過ぎ、桜もすっかり終わって新緑の季節になってきた。久し振りの掲載である。さて、連載の古品シリーズの第6回の今夜は、佐藤円吉の梅こけしである。遠刈田のこの梅こけしは国恵志堂の重点蒐集アイテムの一つになっているので、円吉作も2本持っているが、今回の作はオカッパの様式が異なるので入手した次第。口絵写真はその表情である。

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第176夜:最近入手の古品(高橋盛)

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今年は開花後、気温の低い日が多いせいか、ここ横浜でも未だ花見が出来るくらいに桜が咲いている。さて、古品の5回目の今夜は高橋盛のこけしである。「高勘」のこけしは国恵志堂が最も力を入れているもので、大正期のものから最近のものまで地道に集めているが、昭和初期の状態の良いものがなかなか見つからない。そんな中で出会ったのがこの盛。「愛玩鼓楽」のNo.769の現品で昭和7年「橘」頒布のものである。保存がとても良いという訳ではない(胴裏にはヒビが入っている)が、程良い大きさと、この時期の特徴である平頭が明確なので入手した次第。口絵写真は、その表情である。

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