えじこ・ねまりこ

第169夜:友の会3月例会(H29)

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昨26日(日)は東京こけし友の会の3月例会があった。東京では桜の開花宣言が出たものの冬のような寒い日が続き、お花見も延びそうな模様。当日は朝から雨も降って外出し難い状況もあってか、参加者は59名に留まった。おみやげこけしは大井沢の志田菊宏さん。会は、こけし界ニュースで始まり、ギャラリーは中の沢の荒川洋一のこけし、新品・中古こけしの頒布、入札・抽選こけしの頒布で盛り上がって第一部は終了。第二部は海外宣伝用に作られた英語によるこけしの紹介ビデオで、中には会員のお宅拝見の映像も含まれていた。最後はこけしと大エジコ、こけしポスターのジャンケン配布で散会となった。口絵写真は筆者に配布された菊宏こけし(アーモンドアイ)。

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第162夜:正吾のこけし細工物(2)

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さて、正吾さんはいつからこのような細工物を作り始めたのだろうか。正吾さんが修業した「高亀」は厳格な木地屋であり、武蔵や武男の作品を眺めても入れ子のような細工物は見当たらない。もちろん、臼と杵や甕と柄杓、野菜籠のような木地玩具類は「高亀」の製品として作られていた。正吾さんもそのような木地玩具と伝来のこけしを作っていた。同年代の福寿や昭二が新型(創作)こけしに熱中したり、昭和30年代からは古品の復元が盛んになっても、正吾さんはひたすら武蔵の戦後作を引き継いだ作を作り続け、それは昭和42年頃にピークに達する。しかし、その後は第二次こけしブームの中で壁に突き当り、低調な作に陥ってしまう。そこから復活するのは、昭和55年に「備後屋」で開催された「こけし古作と写し展」に出品した武蔵古作の復元作であった。これを契機に正吾さんは武蔵の各種古作に挑戦して目を見張るような作品を再現していった。それが一段落した頃、高橋五郎氏の提唱で開催されたのが「新しい伝統こけし展」である。ここでの新しい試みとして、正吾さんは傘こけしや髷こけし、二側目のこけしに挑戦し、そういった活動の中から細工こけしも生まれていった。今夜は昨夜紹介したペアこけしの内、傘こけしを詳しく紹介しよう。口絵写真は傘こけしの表情である。

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第161夜:正吾のこけし細工物(1)

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国恵志堂はこけしの細工物が好きである。こけしに関する細工物という点では、入れ子こけしと刳り貫いた中に小物を入れたえじこが双璧であろう。このようの細工物を作る現行の工人としては鳴子の高橋正吾さんは最右翼と言って良いであろう。精巧な細工物を作るには優れた木地技術が必要であり、小さい時から老舗「高亀」で鍛えられた正吾さんならではの多彩な作品が知られている。今回紹介するのは傘と髷の2体の細工こけしで、その中に小こけしやえじこ、だるま等の小物が入っている。今夜は、その内の髷こけしを紹介しよう。口絵写真は髷こけしの表情である。

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第156夜:友の会1月例会(H29)

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昨22日は、東京こけし友の会の新年例会があった。例会参加者は100名には達しなかったが、昨年同様90名を超える方々が参集された。招待工人は弥治郎系の富塚由香さんと高田稔雄さんであったが、富塚さんは体調不良で欠席された。お土産こけしは柴田良二さん(木地山系)と新山真由美さん(弥治郎系)の4寸こけし。会は、会長の新年挨拶、招待工人紹介・挨拶、皆勤賞表彰、頒布こけし解説、入札品解説と続き、新年例会用に揃えられた各工人の力作こけしの頒布となった。最後に、色紙や大寸こけし、高田工人寄贈のこけしを巡る大ジャンケン大会で大いに盛り上がり散会となった。その後、高田工人を囲む懇親会が場所を改めて開催された。口絵写真は筆者が入手したおみやげこけし2本である。

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第155夜:子持ちえじこ(高橋通)

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国恵志堂は、入れ子こけしや子持ちえじこなどの細工物が好きである。単にこけしを作るのに比べたら遥かに面倒であり、それなりの木地技術が要求される。従って誰にでも要望できるものではないが、そのようなものがあれば出来るだけ入手してきた。先日、ヤフオクに高橋通さんの子持ちえじこが出ていた。通さんのこのような作品は初めて見たので、何とか頑張って手にすることが出来た。今夜はその子持ちえじこを紹介したい。通さんの思わぬ工夫なども知ることが出来、これも収穫であった。口絵写真は、そのえじこの表情である。

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第79夜:是伸展in千葉

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今月、6日頃より風邪を引いてしまい、ちょうどこけし手帖の編集や確定申告などの作業とも重なってしまい、本ブログの更新にまで手が回らない日々が続いてしまった。風邪も大分良くなり諸々の作業も一段落し、千葉そごうでの是伸展(「第24回宮城県の物産と観光展」)に行って来たので、その報告からブログの更新を再開したい。是伸展は昨16日より始まり、夕刻に会場に行ってみたが、今風の愛らしいこけし達を中心にかなり数が少なくなっていた。会期は未だ始まったばかりで先が思いやられたが、小物は現場で製作し、大きなものは自宅から送って貰えるようなので安心した。口絵写真は、周りにある豆だるま8個が中に入るエジコである。

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第65夜:友の会新年例会(H28年)

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昨24日(日)13時30分から、神田のフォーラムミカサ・エコで、東京こけし友の会の平成28年新年例会が開催された。前日からの雪の予報も外れて好天の中、90名を越える会員の参加があった。今年の招待工人は遠刈田系の佐藤保裕・早苗ご夫妻。おみやげこけしは小林清、阿保正文さんの各種こけし。新品頒布品には人気の阿部進矢さんの玩具各種と帽子こけし、佐藤ご夫妻の各種こけしを始めとして、12工人の力作が勢ぞろいして、新年例会ならではの華やかな会場となった。入札・抽選こけしには戦前作も含まれ、こちらも人気を集めた。会長挨拶、招待工人挨拶、H27年皆勤賞表彰(19名)、新品頒布、入札・抽選を経て、こけし界ニュースの後には、寄贈されたこけしや色紙の抽選配布・ジャンケン大会で締めくくった。終了後、会場を替えて、佐藤ご夫妻を囲む会が開かれ、大いに盛り上がった。口絵写真は、おみやげこけしの小林清・阿保正文さんのこけし。

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