ダルマ・木地玩具

第230夜:友の会旅行(H29)2日目

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旅行2日目の朝、目覚めると窓の外には雪が舞っていた。今年最初の本格的な寒波の襲来である。これでは山寺登山は中止かなと思いつつ集合場所のホテルロビーへ。2台のタクシーで梅木修一さんのお宅へ向かう。20分程で到着。先ずはストーブが赤く燃えて暖かくなっている工房を見せて頂く。続いて自宅の方へ招かれる。壁一面のこけしを見てから座敷にてトークショーが始まる。修一さんからこれまでのこけし作りについて伺う。その後、直美さんも参加して、こけし談議に花が咲き、あっという間に予定の時間が来てしまった。この間に天候が回復し、タクシーで山寺・立石寺に向かう。予定通り1時間半程のガイドツアーで頂上の奥の院まで参拝し、五大堂より雪と紅葉の絶景を堪能して下山した。口絵写真は梅木さん宅の猫ちゃん。直美さんの猫こけしのモデルかも…。

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第221夜:親子達磨(福寿と寿彦)

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このところ雨模様の日が続いていたが、今日は久し振りにお日様が顔を出したので本ブログ用の写真を撮った。殆どの工人がこけし以外に達磨も作るようだが、達磨はこけしほど伝統性がないため、工人の個性で割合自由に作っているようだ。国恵は達磨を意識して集めている訳ではないが、福寿さんの達磨だけは異なるものが見つかると入手してきた。その結果は千夜一夜(1)の第856夜で紹介したが、今のところ5種類が見つかっている。その息子寿彦さんの達磨はこれまで見た記憶がなかったが、今回ヤフオクに出て来たので、福寿達磨と並べて紹介しよう。口絵写真は寿彦達磨である。

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第220夜:打ち出の小槌(2)

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こけし千夜一夜物語(1)の第220夜で、阿部正義さんの打ち出の小槌を紹介した。その時の小槌は玩友からの借り物であった。先月の友の会の入札に同様の小槌が出品され、ようやく手元に置く事が出来る様になった。丁度220夜が近づいていたこともあり、同じ220夜で紹介することにした。師匠の小林清次郎さんが木地細工物を得意にしていた影響か息子の清さん、弟子の阿部正義さんとも極小木地玩具を超絶技術で製作する。このような技術もしっかりと後世に引き継がれて欲しいものである。口絵写真は、その小槌の頭に付いているダルマである。

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第219夜:今さんの闇夜こけし(2)…追記あり

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第217夜で今さんの闇夜こけしを紹介したが、その闇夜を入手されたS先生が出品されたMさんに問い合わせたところ、Mさんのお父さんの収集品の中から本田功さんの闇夜こけしを発見して送って下さったとのこと。その闇夜こけしをお借りしたので、先の今さんの闇夜と並べて紹介しようと思う。口絵写真は、本田功さんの闇夜こけしの表情である。

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第217夜:今さんの闇夜こけし

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一か月ほど前にヤフオクに今さんの初期のこけしが纏めて出品されていた。筆者はあまり意識していなかったのだが、その中に「闇夜こけし」が1本入っており、それを落札された同好のS先生より「今晃作」と署名されたそのこけしに関して連絡を頂いた。そこで、今こけしの大コレクターである坂入氏に問い合わせたところ、氏もこの「闇夜こけし」に気付いており、今さんに新たに「闇夜こけし」を頼んでいて、9月頭には出来上がっていた。昨夜、S先生とお会いする機会があり、その「闇夜こけし」をお借りすることが出来たので、坂入氏の新作「闇夜こけし」と共に紹介したいと思う。口絵写真は今さんの元祖「闇夜こけし」の表情である。

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第214夜:友の会9月例会(H29)

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昨24日(日)は東京こけし友の会の9月例会があった。清々しい秋晴れの下、約70名の方々が参集された。冒頭、会より出席者全員に豆こけしのプレゼントがあり、一気に雰囲気が盛り上がった。こけし界ニュースで今後のこけし関連イベントの案内があり、ギャラリー、新品こけし、中古こけし(入札、抽選)の頒布と続いた。今月は、小寸・豆こけしをビニール袋に入れた頒布品が相当数出品されて、会員を喜ばせた。第2部はシーボルト・ハウスでのこけし展、遠刈田のろくろまつり、鳴子の全国こけし祭りの報告もあった。最後に恒例となったジャンケン大会で大寸こけしを配布して散会となった。口絵写真は筆者が受け取ったおみやげこけし。

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第209夜:友の会8月臨時例会(H29)

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昨27日(日)は東京こけし友の会の8月臨時例会があった。昨日までの酷暑に比べるとやや過ごしやすい気候であったが、出席者は64名と通常の例会と殆ど変わらなかった。この臨時例会は中古こけしの大頒布会となっており、4段階に分けて価格設定されたコーナーと書籍の各コーナー、それと入札品のコーナーに分かれており、抽選で1巡目は一人一本、次は逆順で一人3本まで購入することが出来る。頒布の最後には恒例のじゃんけん大会による大寸こけしの贈呈があって会は無事終了となった。おみやげこけしは会に保管してあった小寸の良品が手渡された。口絵写真は筆者が頂いた我妻信雄のこげす4寸5分である。

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第208夜:信雄の茶筒型えじこ

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東京に真夏が戻って来た。昨日、久し振りに青空を目にしたが、今日は午前中から強烈な太陽が照り付けた。月の影に隠された(皆既日食)アメリカが羨ましい! さて、遠刈田の我妻信雄のこけしは遠刈田系では最初に気に入ったこけしで、色々な物を集めて来た。切れ長の清々しい三日月目が素晴らしい。小寸から大寸まで破綻なく作り上げる腕前は並ではない。今回、初めて見る形のえじこがヤフオクに出たので入手した。今夜はそれを紹介しよう。口絵写真はその表情である。

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第179夜:誠孝さんの小物入れ

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23日の友の会例会の抽選品に佐藤誠孝さんのこけし小物入れが出ていた。ヤフオクを見ていた方はご存知かと思うが、ちょうどその一週間前に誠孝さんの大型小物入れ(豆こけしや豆えじこ、だるま等30本入り)が出ており、6万円を超える価格で落札されていた。友の会の小物入れは、それを小さくしたようなもので、中には豆こけしが7本入っていた。いつも抽選では後塵を拝することが多かったが、今回は何と2番目に呼ばれ、この小物入れを手にすることが出来た。今夜はそれを紹介しよう。口絵写真はその小物入れを上から見たところである。

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第170夜:盛の入れ子こけし(戦後)

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1本のこけし(親)の中に、子、孫など幾つかのこけしを入れたものを入れ子こけしと言い、国恵志堂の収集アイテムの1つになっている。ところで、その入れ子こけし、よく考えてみると戦前の作はあまり見かけない。遠刈田系では、こけしではないが、達磨や七福神、そして弁慶など入れ子の技術を使った木地玩具は戦前からかなり作られている。一方、胴が太く、入れ子には適した形態の鳴子系では、こけしはもちろん、達磨や七福神も入れ子のものは記憶にない。これは一体、どういうことなのであろうか。そんな戦前の鳴子の木地製品の中で、入れ子が確認できるのは唯一、高橋盛の秋田時代の入れ子こけしである。これについては、千夜一夜(1)の第134夜で紹介した。それは、盛が鳴子を離れて秋田に移り、周囲の影響を受けずに自由に木地製品を作れる環境にあったことが大きいと考えている。ところで、3月の友の会例会に出掛けてみると、入札品に盛の黒いこけしが出ていた。相当保存状態が悪いこけしであったが、その表情から戦後20年代のこけしと思われた。問題は、それが入れ子のこけしであったことである。しかも、親から玄孫まで5本の入れ子であった。今夜は、その入れ子のこけしを紹介しよう。口絵写真は子こけしの表情である。

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