ダルマ・木地玩具

第448夜:春二の子持ちこけし(太胴)

Haruji_komoti2_ko 先月の20日から続けていた本ブログの毎日更新は一昨日に13日間で止まってしまった。緊急事態宣言が今月末まで延長されるとの話で息切れをしてしまったのである。今日からまた改めて更新を始めるが毎日とはならないのでご了承を…。さて、国恵は入れ子こけしなどの細工物も好きでありコレクションアイテムの一つとして関心を持っている。佐藤春二はドテラの着物を着た子持ち(入れ子)のこけしを種々作っており、第926夜でその一つを紹介した。今夜は、そんな春二の子持ちこけしの内、太胴のものを紹介しようと思う。口絵写真は、中に入っている可愛い子こけしである。

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第444夜:おみやげこけしあれこれ(変わりもの)

Omiyage_kokeshi_jinhara_kao おみやげこけしの3回目である。最近のおみやげこけしでは、3.5寸(1月は4寸)のこけしを胴模様や型を変えて3~4種類くらいを作ってくれることが多い。中には全部違った型・模様で数十本を作ってくれたりとか、変わり形を入れてくれたりする工人もいる。また、最初の頃はこけしだけでなくエジコなども入っていた。定寸の場合だとちょっと頭を傾げて入手を戸惑うようなものでも、小寸でしかもおみやげこけしであれば拘りも少ない。今夜はそんな、おみやげこけしの代わり種を紹介しよう。口絵写真は陳野原幸紀さんの帽子こけしの表情である。

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第398夜:福寿達磨とピアス

Fukujyu_daruma_genga 国恵志堂のコレクションの原点は遊佐福寿さんなので、福寿作のものは何でも集めている。先月、ヤフオクに達磨の顔を描いた福寿こけしが出品されたので迷わず入手した。現物が届いて、改めてじっくりと眺めていると、達磨には耳が描かれており、そこには何と金色のピアスが付けられていたのである。そこで、ネットで達磨大師の画像を探して見ると、確かに環状のピアスをしているではないか…(口絵参照)。福寿さんがソニー頒布で達磨を作ることになった折、今まで作っていた達磨とは違ったものを作ろうと考えたのだが、それを知った愛好家から達磨の絵や写真が載った本が沢山送られてきたと言っていた。それらを参考にして、忠実にピアスまで描いたのであろう。口絵写真は達磨大師の画像である。

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第368夜:盛のもんぺこけし

Sakari_monpe_kaoヤフオクで高橋盛のもんぺこけしを入手した。ぜひとも手に入れたかったこけしの一本であった。戦前のこけしに「もんぺこけし」と呼ばれるものがある。弥治郎系の蔦作蔵や秋保の菅原庄七のこけしが有名である。胸部が膨らみ、そこからやや括れて腰部でまた膨らみ、裾部が窄まって最下部が台状に広がった形である。描彩はもんぺを履いた模様である。頭には髷を付けたものが多い。これに対して、今夜のこけしは形態は正にもんぺこけしであるが、頭に髷は無く、胴の描彩ももんぺ模様ではない。もんぺは太平洋戦争中は女性の標準服として全国に広まったが、元々は農山村の作業着であったようだ。東北地方では広く使われていたようで、そんなところからもんぺこけしも生まれたのであろう。口絵写真は盛もんぺこけしの表情である。

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第361夜:第18回紅花の山形路観光と物産展(直美展)

1905naomiten_60kinen_ejiko 本日(29日)より、横浜高島屋で「第18回紅花の山形路観光と物産展」が開催され、工芸品コーナーには恒例の梅木直美さんが出展され、会場で接客と実演を行っている。筆者は15時に訪れたが、会場は多くの人で溢れ、直美さんのコーナーにもひっきりなしに客が訪れていた。10時からの開場であったが、オープンと同時に直美さんも驚くほどの人がやってきたそうだ。直美さんは来客対応で忙しく、長話は出来なかったが、このイベント用に色々と新規に作品も作って来たとのことであった。なお、展示会は6/4(火)まで開催されている。口絵写真は、横浜高島屋60周年記念の小物入り大えじこである。

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第259夜:是伸展(千葉そごう)

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今年も千葉そごうでの「宮城の観光と物産展」の中で恒例の柿澤是伸さんの展示・即売展が始まった。初日の21日(春分の日)は横浜は季節外れの大雪で外出する気になれず、2日目の昨日(22日)の昼過ぎに会場に足を運んだ。場所は昨年と同じでかなりのスペースながら品物は思ったより疎ら…。昨日の初日に千葉に雪は降らず、かなりの人出で売れ行きも良かったそうだ。会期はまだ一週間もあるので、会場での製作に力を入れるとのこと。口絵写真は13個の子だるまが上に乗った大きな回し独楽。

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第244夜:日本の郷土玩具

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新年の恒例行事となった「日本の郷土玩具」が今日12日から表参道のOPAショップで始まった。東京こけし友の会の会員でもある佐々木一澄氏の新春企画で、今回で4回目を迎えた。今回は一澄氏の個展は併催されず、ショップでの展示・即売会となっていた。隣のOPAギャラリーでは、ダルマ絵の展示会が開かれており、一澄氏の作品も展示されている。こけし関係では大沼秀顯さんの新作2種と別途中古のこけしも並んでいた。口絵写真は案内状に掲載された郷土玩具。

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第235夜:匠の技(佐藤春二)

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最初にこの種のエジコを見た時には驚いたものだ。篭に入った幼子の首が回るのは分かるとしても、中の身体もまた篭の中でクルクル回る仕組みは、一体どうやって作ったのだろうと思う。静止が基本のこけしと違って、このエジコは頭と胴体が動くところが何とも面白い。幼子の胴体に描かれた赤・緑・紫の丸円模様もどのようにして描いたのだろうか…。この手のエジコが誰によって何時から作られたのか定かではないが、春二が作り出したような気がする。口絵写真は、その表情である。切れ長の凛々しい瞳は幼子というより妙齢の少女を思わせる。

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第230夜:友の会旅行(H29)2日目

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旅行2日目の朝、目覚めると窓の外には雪が舞っていた。今年最初の本格的な寒波の襲来である。これでは山寺登山は中止かなと思いつつ集合場所のホテルロビーへ。2台のタクシーで梅木修一さんのお宅へ向かう。20分程で到着。先ずはストーブが赤く燃えて暖かくなっている工房を見せて頂く。続いて自宅の方へ招かれる。壁一面のこけしを見てから座敷にてトークショーが始まる。修一さんからこれまでのこけし作りについて伺う。その後、直美さんも参加して、こけし談議に花が咲き、あっという間に予定の時間が来てしまった。この間に天候が回復し、タクシーで山寺・立石寺に向かう。予定通り1時間半程のガイドツアーで頂上の奥の院まで参拝し、五大堂より雪と紅葉の絶景を堪能して下山した。口絵写真は梅木さん宅の猫ちゃん。直美さんの猫こけしのモデルかも…。

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第221夜:親子達磨(福寿と寿彦)

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このところ雨模様の日が続いていたが、今日は久し振りにお日様が顔を出したので本ブログ用の写真を撮った。殆どの工人がこけし以外に達磨も作るようだが、達磨はこけしほど伝統性がないため、工人の個性で割合自由に作っているようだ。国恵は達磨を意識して集めている訳ではないが、福寿さんの達磨だけは異なるものが見つかると入手してきた。その結果は千夜一夜(1)の第856夜で紹介したが、今のところ5種類が見つかっている。その息子寿彦さんの達磨はこれまで見た記憶がなかったが、今回ヤフオクに出て来たので、福寿達磨と並べて紹介しよう。口絵写真は寿彦達磨である。

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