ダルマ・木地玩具

第559夜:2022年元旦(髙勘古作)

Sakari_s2_kao2 新年、明けましておめでとうございます!

快晴の中で初日の出が上がった。昨年はコロナ禍で翻弄された1年であったが、ワクチン接種も進み、オミクロンと言う変異株の感染拡大も懸念されるが、日本列島は全体的には穏やかな新春を迎えられたのではないだろうか。今年は寅年、筆者も還暦を超えて更に一回りを迎えることになった。会社を退職してからもあっという間の10年であった。さて、これからは1年1年が勝負である。先ずは2023年の元旦を無事に迎えることを目標にしよう。さて、昨年も年が押し詰まってから珍しいこけしを入手することが出来た。新年最初の本ブログ掲載こけしを物色していたので恰好の品物となった。今夜は、そのこけしも紹介しよう。口絵写真はそのこけしの表情である。

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第552夜:大沼昇治の孫持ち

Syoji_ireko_kao11月28日の友の会例会で入手したこけしを個々に紹介しよう。久し振りの例会会場、その入札品コーナーに行くと大きくどっしりとしたこけしが目に入った。その形と描彩から、そのこけしが大沼昇治さんの梅こけしであることは直ぐに分かった。昇治さんの梅こけしは大好きなこけしの一つであり、もうかなりの本数も持っており、その中には今回の出品こけしと同手のものもあることから眺めているだけのつもりであった。ところが手に持ってみるとカタカタと音がするではないか…。そう、何と孫持ちのこけしだったのである。昇治さんのこけしは相当数を集めてきたが、入れ子のものは見たことがなかった。そうと分かると欲しくなり、入札に参加してゲットすることができた。今夜はそのこけしを紹介しよう。口絵写真は親こけしの表情である。

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第530夜:久し振りの直美さん

Naomiten2105_kubufuri_ejiko1  今日は午後から横浜高島屋で開催されている「第20回紅花の山形路物産と観光展」に出掛けて来た。コロナ禍の中、公共交通を使った外出は控えているのだが、梅木直美さんが2年振り(昨年は出展を断念された)に来浜されるという案内葉書を貰ったので意を決して行くことにしたのである。会場は例年と同じ横浜高島屋の8階催事場、コロナの影響は大きく、出店数はいつもの半分くらいか。直美さんの出店場所は会場の奥まったところで、落ち着いた静かな良いところであった。直美さんの作品数も例年よりはやや少なめと思われた。ここのところ、こけし関係のイベントには一切顔を出さなかったので、久し振りの訪問。直美さんに話を聞きながら、多様な作品を楽しませて頂いた。口絵写真は、今回のイチオシ作品でもある「玉入れえじこ」。なお、本展は6/1(火)まで開催されているので、ぜひ訪れて頂きたい。最終日(17時迄)以外は19時まで。

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第500夜:福寿の新伝統こけし

Fukujyu_ndento_hyotoko_kao コロナ禍が日本中に蔓延している中、年が明けて半月、本ブログも道半ばの500夜を迎えた。新年早々、福寿さんの華やかでお目出度い新伝統こけしがヤフオクに出品されていたので迷わず応札した。新伝統の出品は3件で、1件は新伝統が3点、他の2件は1点ずつであった。その内の2件(計4点)を入手することが出来たので紹介したい。新伝統3点の出品に対しては、大間の鮪を思わせる苛烈な争いになり、相当なご祝儀相場となってしまった。新伝統が盛んだった平成の初めの頃、国恵は年に一度は福寿さんを訪ね、山の工房に連れて行って貰った。そこには従来の伝統こけしの他に、新伝統という位置づけのこけしが各種並んでいた。この新伝統こけしはかなり手の込んだものであって価格も高めであったこともあり、一介のサラリーマンでは簡単に買えるものではなかった。福寿ファンとしてそういった作品達を今になって手に取れることは何とも有難いことであり感慨深い。なお、新伝統こけしの詳細に関しては、福寿物語に掲載していくので、そちらを見て頂きたい。口絵写真は、新伝統のひょっとこの頭である。

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第498夜:2021年元旦(松一こけし)

Matu1_s35_kao 明けましておめでとうございます!

コロナ禍で激動の一年となった2020年の大晦日は全国で4500人を超える新規感染者となった。最早、欧米の感染者数が対岸の火事とは言えない状況になりつつある。そんな中にあっても、東日本では荘厳な初日の出が見られ、自宅からは朝日に輝く壮麗な富士の姿を拝むことが出来た。一日も早いコロナの終息を願わずにはいられない。口絵写真は、新春に相応しい伊藤松一さんのこけしである。

 

 

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第487夜:子持ちえじこ(笹森淳一)

Sasa_komoejiko_hon_kao 国恵は、こけしそのものは勿論好きであるが、木地細工物にも心が惹かれる。中でも、容器型のえじこの中に小さな子こけしを沢山入れた子持ちえじこは大の好みであり、機会があればコレクションに加えている。子持ちえじこは作るのに相応の木地技術が必要であることから誰でも作るという訳ではなく工人も限られる。笹森淳一さんは子持ちえじこの名人であり、国恵志堂のコレクションの中にも幸兵衛型と伊太郎型のものが入っている。「地梨(第43号)」(地梨の会発行)には笹森さんの30本の子こけし(本人型)が入った子持ちえじこが載っており、垂涎の的であった。先般、ヤフオクに同様の本人型子こけしが12本入った子持ちえじこが出品された。地梨の子持ちえじこのミニ版とでも言えるもので思わず手が出てしまった。今夜は、その子持ちえじこを紹介したい。口絵写真はそのえじこの表情である。

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第481夜:常吉が自ら・・・

Tunekiti_monpe_83kao 7月下旬のヤフオクで戦前のモンペこけしが出品され、モンペこけし好きな国恵は頑張って入手した。出品者にも確認して阿部常吉のこけしということであったが、一側目の常吉こけしは見たことが無く、疑問を残したまま、本ブログ(第473夜)で紹介した。その後も色々調べたが常吉作を確証できるようなものは見つからなかった。つい一週間ほど前、その常吉のモンペこけしがヤフオクに現れた。それはあたかも『そのモンペこけしは俺の木偶だ!』と常吉が自ら名乗り出てくれたようなものである。今回の出品者は前回とは別の方であり、二ヶ月ほどの間に戦前と戦後の常吉モンペこけしが出てきたのである。またしても「こけしがこけしを呼ぶ」という「こけしの縁(えにし)」を感じない訳にはいかない。口絵写真は、今回の常吉モンペこけしの表情である。

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第475夜:熊谷仁奈さんの木地挽物

Nina_futa_meruhen 仙台の熊谷仁奈さんから最新作の蓋付入れ物が送られてきた。頸椎ヘルニアを患って、そのリハビリ中の作品とのことであった。そのため本人的には内部の刳り抜きが不十分なのでと恐縮していたが、白木地の胴にはビリ鉋を使ったザラ挽きで模様を付け、品格のある作品に仕上がっている。しかも、大きく刳り抜いた中には赤ダルマが1個入っている。木地挽物が好きな国恵には嬉しい貴重な一品であった。そこで、これまで折々に作ってくれた仁奈さんの木地挽物を紹介したいと思う。口絵写真は、蓋付入れ物を斜め上から見たところである。

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第473夜:もんぺこけし(阿部常吉?)

Abetune_monpe_kao もんぺこけしは純粋な伝統こけしではないかも知れないが、いかにも時代性を表しているようで好きなこけしである。もんぺこけしは今でも作られることはあるだろうが、もんぺと言えば戦前(特に戦中)の女性のはき物という意識が強く、やはり戦前のこけしが対象となる。先月末のヤフオクに戦前のもんぺこけしが出品されたので頑張って入手した。阿部常吉作として出品されていたものであるが、一側目の面描は常吉こけしでは見たことが無く、手元に届いてからも文献等を調べたが常吉こけしで同様の描彩のものは見つからなかった。今夜はそのこけしを紹介しよう。口絵写真は、一側目の表情である。

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第466夜:正吾さんの忘れ物(正吾さん追悼写真)

Syogo_so_design0 鳴子の高橋正吾さんが亡くなって、ちょうど一か月。今日は月命日に当たる。コロナ禍で未だ焼香にも行けない中、鳴子に行けば必ず会えた正吾さんが亡くなったことは現実に思えない。その寂しさはじわりじわりと染み渡ってくるのだろう。今年の3月末、ヤフオクに無垢の木地物(こけしではない)が出品され、その解説に高橋正吾作とあったことから頑張って入手し、正吾さんに見せて話を聞こうと思っていた。それから2か月も経たない内の正吾さん急逝で、その楽しみは永遠に実現されず謎のままで残ってしまった。今夜は、その木地物を紹介すると共に、正吾さんを訪問した折々に撮って来た正吾さんの写真を掲載して、正吾さんを偲びたいと思う。口絵写真は、正吾作の木地物の頭部である。

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