ダルマ・木地玩具

第475夜:熊谷仁奈さんの木地挽物

Nina_futa_meruhen 仙台の熊谷仁奈さんから最新作の蓋付入れ物が送られてきた。頸椎ヘルニアを患って、そのリハビリ中の作品とのことであった。そのため本人的には内部の刳り抜きが不十分なのでと恐縮していたが、白木地の胴にはビリ鉋を使ったザラ挽きで模様を付け、品格のある作品に仕上がっている。しかも、大きく刳り抜いた中には赤ダルマが1個入っている。木地挽物が好きな国恵には嬉しい貴重な一品であった。そこで、これまで折々に作ってくれた仁奈さんの木地挽物を紹介したいと思う。口絵写真は、蓋付入れ物を斜め上から見たところである。

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第473夜:もんぺこけし(阿部常吉?)

Abetune_monpe_kao もんぺこけしは純粋な伝統こけしではないかも知れないが、いかにも時代性を表しているようで好きなこけしである。もんぺこけしは今でも作られることはあるだろうが、もんぺと言えば戦前(特に戦中)の女性のはき物という意識が強く、やはり戦前のこけしが対象となる。先月末のヤフオクに戦前のもんぺこけしが出品されたので頑張って入手した。阿部常吉作として出品されていたものであるが、一側目の面描は常吉こけしでは見たことが無く、手元に届いてからも文献等を調べたが常吉こけしで同様の描彩のものは見つからなかった。今夜はそのこけしを紹介しよう。口絵写真は、一側目の表情である。

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第466夜:正吾さんの忘れ物(正吾さん追悼写真)

Syogo_so_design0 鳴子の高橋正吾さんが亡くなって、ちょうど一か月。今日は月命日に当たる。コロナ禍で未だ焼香にも行けない中、鳴子に行けば必ず会えた正吾さんが亡くなったことは現実に思えない。その寂しさはじわりじわりと染み渡ってくるのだろう。今年の3月末、ヤフオクに無垢の木地物(こけしではない)が出品され、その解説に高橋正吾作とあったことから頑張って入手し、正吾さんに見せて話を聞こうと思っていた。それから2か月も経たない内の正吾さん急逝で、その楽しみは永遠に実現されず謎のままで残ってしまった。今夜は、その木地物を紹介すると共に、正吾さんを訪問した折々に撮って来た正吾さんの写真を掲載して、正吾さんを偲びたいと思う。口絵写真は、正吾作の木地物の頭部である。

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第448夜:春二の子持ちこけし(太胴)

Haruji_komoti2_ko 先月の20日から続けていた本ブログの毎日更新は一昨日に13日間で止まってしまった。緊急事態宣言が今月末まで延長されるとの話で息切れをしてしまったのである。今日からまた改めて更新を始めるが毎日とはならないのでご了承を…。さて、国恵は入れ子こけしなどの細工物も好きでありコレクションアイテムの一つとして関心を持っている。佐藤春二はドテラの着物を着た子持ち(入れ子)のこけしを種々作っており、第926夜でその一つを紹介した。今夜は、そんな春二の子持ちこけしの内、太胴のものを紹介しようと思う。口絵写真は、中に入っている可愛い子こけしである。

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第444夜:おみやげこけしあれこれ(変わりもの)

Omiyage_kokeshi_jinhara_kao おみやげこけしの3回目である。最近のおみやげこけしでは、3.5寸(1月は4寸)のこけしを胴模様や型を変えて3~4種類くらいを作ってくれることが多い。中には全部違った型・模様で数十本を作ってくれたりとか、変わり形を入れてくれたりする工人もいる。また、最初の頃はこけしだけでなくエジコなども入っていた。定寸の場合だとちょっと頭を傾げて入手を戸惑うようなものでも、小寸でしかもおみやげこけしであれば拘りも少ない。今夜はそんな、おみやげこけしの代わり種を紹介しよう。口絵写真は陳野原幸紀さんの帽子こけしの表情である。

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第398夜:福寿達磨とピアス

Fukujyu_daruma_genga 国恵志堂のコレクションの原点は遊佐福寿さんなので、福寿作のものは何でも集めている。先月、ヤフオクに達磨の顔を描いた福寿こけしが出品されたので迷わず入手した。現物が届いて、改めてじっくりと眺めていると、達磨には耳が描かれており、そこには何と金色のピアスが付けられていたのである。そこで、ネットで達磨大師の画像を探して見ると、確かに環状のピアスをしているではないか…(口絵参照)。福寿さんがソニー頒布で達磨を作ることになった折、今まで作っていた達磨とは違ったものを作ろうと考えたのだが、それを知った愛好家から達磨の絵や写真が載った本が沢山送られてきたと言っていた。それらを参考にして、忠実にピアスまで描いたのであろう。口絵写真は達磨大師の画像である。

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第368夜:盛のもんぺこけし

Sakari_monpe_kaoヤフオクで高橋盛のもんぺこけしを入手した。ぜひとも手に入れたかったこけしの一本であった。戦前のこけしに「もんぺこけし」と呼ばれるものがある。弥治郎系の蔦作蔵や秋保の菅原庄七のこけしが有名である。胸部が膨らみ、そこからやや括れて腰部でまた膨らみ、裾部が窄まって最下部が台状に広がった形である。描彩はもんぺを履いた模様である。頭には髷を付けたものが多い。これに対して、今夜のこけしは形態は正にもんぺこけしであるが、頭に髷は無く、胴の描彩ももんぺ模様ではない。もんぺは太平洋戦争中は女性の標準服として全国に広まったが、元々は農山村の作業着であったようだ。東北地方では広く使われていたようで、そんなところからもんぺこけしも生まれたのであろう。口絵写真は盛もんぺこけしの表情である。

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第361夜:第18回紅花の山形路観光と物産展(直美展)

1905naomiten_60kinen_ejiko 本日(29日)より、横浜高島屋で「第18回紅花の山形路観光と物産展」が開催され、工芸品コーナーには恒例の梅木直美さんが出展され、会場で接客と実演を行っている。筆者は15時に訪れたが、会場は多くの人で溢れ、直美さんのコーナーにもひっきりなしに客が訪れていた。10時からの開場であったが、オープンと同時に直美さんも驚くほどの人がやってきたそうだ。直美さんは来客対応で忙しく、長話は出来なかったが、このイベント用に色々と新規に作品も作って来たとのことであった。なお、展示会は6/4(火)まで開催されている。口絵写真は、横浜高島屋60周年記念の小物入り大えじこである。

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第259夜:是伸展(千葉そごう)

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今年も千葉そごうでの「宮城の観光と物産展」の中で恒例の柿澤是伸さんの展示・即売展が始まった。初日の21日(春分の日)は横浜は季節外れの大雪で外出する気になれず、2日目の昨日(22日)の昼過ぎに会場に足を運んだ。場所は昨年と同じでかなりのスペースながら品物は思ったより疎ら…。昨日の初日に千葉に雪は降らず、かなりの人出で売れ行きも良かったそうだ。会期はまだ一週間もあるので、会場での製作に力を入れるとのこと。口絵写真は13個の子だるまが上に乗った大きな回し独楽。

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第244夜:日本の郷土玩具

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新年の恒例行事となった「日本の郷土玩具」が今日12日から表参道のOPAショップで始まった。東京こけし友の会の会員でもある佐々木一澄氏の新春企画で、今回で4回目を迎えた。今回は一澄氏の個展は併催されず、ショップでの展示・即売会となっていた。隣のOPAギャラリーでは、ダルマ絵の展示会が開かれており、一澄氏の作品も展示されている。こけし関係では大沼秀顯さんの新作2種と別途中古のこけしも並んでいた。口絵写真は案内状に掲載された郷土玩具。

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