写し

第541夜:帰ってきた蛸坊主(続編)

Yoshizo_s40dainaka 前回の掲載から一か月以上も経ってしまった。ちょうど東京オリ・パラの間を休んだことになる。自粛生活の中で、オリ・パラ観戦に多くの時間を費やしたことも理由の一つではあるが、この間、新しいこけしとの出会いが無かったことが最大の理由である。8月の入手こけしはヤフオクでの3本組1点のみ、長い蒐集生活の中でも稀有なことであった。9月になって、ぼつぼつこけしも入ってきており、本ブログも再開することになった。10日程前にヤフオクで岩本芳蔵のこけしを入手した。戦後の極一般的な芳蔵のこけしであったが、保存が良かったのと、ぜひ並べて見てみたいこけしであったからである。口絵写真はその芳蔵こけしの表情である。

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第540夜:三春さんの近作(石蔵写し2)

Miharu_ishizo_kimono6_gen_kao当地横浜でも新型コロナ新規感染者が1日千人を超えた。1都市の感染者数としては最多かも知れない。筆者もかなり危険なところに住んでいる訳だが、2回のワクチン接種が完了していることが安心材料ではある。さて、昨夜に続いて三春さんに作って貰った石蔵写しの紹介である。こちらは昨夜の鹿間石蔵のような著名なこけしではなく、文献等で紹介されたものでもない山野に埋もれていたものである。3年程前のヤフオクにひょっこり現れ、円らな瞳と胴模様のねっとり感の対比が面白く入手して、そのままになっていたものである。口絵写真は、その石蔵の表情である。

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第539夜:三春さんの近作(石蔵写し)

Miharu_ishizo_shikama_gen_kao 8月に入って一週間が経過した。そして東京五輪も幕を閉じた。コロナ禍での開催には様々な批判もあったが、「やって良かった」との感想は半数を超えたようだ。生で見られるという絶好の機会は失われたが、TV等の画面を通した映像でもアスリートのスポーツに対する真摯な姿勢は見る者に大きな感動を与えたようだ。しかし、この間に全国のコロナ新規感染者は爆発的に増え続け、コロナとの厳しい戦いは続いていく。さて、今夜は三春文雄さんに依頼して作って貰った近作こけしの内、石蔵こけしの写しを紹介しよう。4月の末にお願いして、6月下旬に出来上がったものである。口絵写真は、元になった「原」こけしの表情である。

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第533夜:昭寛さんのコウ写し

Akihiro_kou_kao沖縄を除いて緊急事態宣言は解除されるようだが…。さて昨夜に続いて、昭寛さんに作って貰った桜井コウこけしの写しである。「原」であるコウこけしは、この千夜一夜では未だ紹介していなかった。それは、昨夜の万之丞を入手して一週間ほどで小寸(5寸4分)のコウこけしを入手し、それを第938夜に掲載していたからである。今夜のコウこけしはそれから二ヶ月ほどして入手したのだが、そのまま本ブログでは紹介しないままになっていた。先の万之丞と同様にヤフオクで入手したものであり、出品者も同じであったと思う。口絵写真は、コウ写しの表情である。

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第532夜:昭寛さんの万之丞写し

Akihiro_mannojyo_kao 普通なら美しい紫陽花を見に行きたい6月も第3週に入り、関東一体も梅雨に入った。いつの間にか東京五輪開催は当然のことのようになってきており、結果が見通せない五輪に向けてジェットコースターでまっしぐらに突き進んでいる。鳴子の桜井昭寛さんに万之丞とコウこけしの写しをお願いしたのは、コロナ禍など夢にも思わなかった時期であった。去年の暮れに昭寛さんと電話で話した折には、年が明けて4月頃にはという事であったが、先日こけしが出来たとの連絡があり、待望の作品が本日送られてきた。戦前の万之丞とコウのこけしを原寸と7寸に縮小した2種類で作って貰った。今夜はその内の万之丞写しを紹介したい。口絵写真は、その表情である。

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第528夜:直志の栄治郎型

Naoshi_eijiro_s34_kao 昨夜に引き続き、岡崎直志の栄治郎型を取り上げよう。ここ2ヶ月ほどの間に、ヤフオクで2本の栄治郎型こけしを入手した。1本は他に応札が無く野口英世1枚で、もう1本は1円からの出品で、こちらも野口英世1枚でおつりがくる価格で入手できた。栄治郎型こけしの人気の無さを物語るような結果であった。栄治郎型が好きな筆者にとっては良いこけしを安価に入手できることが出来、有難いことではある。そうして入手した2本のこけしを今夜は紹介したい。口絵写真は、その栄治郎型(初期)の表情である。

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第527夜:直志の札幌時代栄治郎型

Naoshi_eijiro_botan_kao 東京ほか4府県の緊急事態宣言は延長され、さらに北海道ほか2県の緊急事態宣言が新たに発出された。大阪はピークを超えた感もあるが、東京も高止まり状態が続き、全国的な拡大が懸念される。五輪の開会日が迫る中、厳しい状態が続き、あとはワクチンだけが頼みであるが、その予約も大混雑になっている。筆者のところにもようやく申込書が届き、本日、初の予約申し込みに挑戦したが接種対象会場は既に満杯であえなく敗退となった。さて、蔵王の栄治郎こけしと言えばこけし界の至宝であり、それを復元した栄治郎型も第二次こけしブームの頃には入手難のこけしであった。幾雄さんの師匠でもある岡崎直志も栄治郎型は相当数作っているが、胴に帯の入った大寸のこけしが中心であった。栄治郎は札幌に移ってからのこけしも知られており、それらの復元作も数は多くないが作られている。札幌時代の代表作は細胴と作り付のこげす型の3本組であるが、その他に小寸の地蔵型を大きくしたようなものも知られている。その復元作は息子の昭一作は良く見かけていたが、直志作は見たことがなかった。今回、その型のこけしがヤフオクに出たので入手した。口絵写真はその表情である。

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第523夜:秀顯さんの鳴子古作写し

Naruko_kosaku_kao 前回の更新から大分、日が経ってしまった。この間、コロナ対策の「まん延防止等対応措置」の効果は捗々しくなく、東京を始め、大阪、京都、兵庫では「緊急事態宣言」が発せられて、今日から施行が始まった。本来なら、リアルの例会が開かれたはずの東京こけし友の会の例会も中止となり、代わりにオンライン例会が行われた。その中のこけし界ニュースで、大沼秀顯さんの鳴子古作写しの話をしたので、本ブログでも紹介しよう。ここで言う鳴子古作とは、平成23年に宮城県の加美町で発見され、高橋五郎氏により調査が行われた3本の不明こけしのことである。実際の発見では4本あったが、内1本は高橋五郎氏により明治中期の岩蔵旧作と解明された。口絵写真は、鳴子古作の表情である。

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第514夜:裕介さんの精助写し(小)

Yusuke_sesuke6_kao 東京と周辺3県の緊急事態宣言が21日で解除と決まったようであるが、まだまだ喜ばれる状態でないことは確かである。さて、昨夜に続いて佐藤裕介さんにお願いしていた精助こけし(6寸)の写しである。「原」こけしは、第493夜で紹介したものである。残っているものが多くはない精助こけしではあるが、小寸のペッケ型は比較的見かけることもある。裕介さんの精助ペッケ写しは以前にも頼んだことがあり(第119夜)、今回は2回目となる。前回作は胴がかなり太目のボリューム感に溢れたものであったが、今回は弥治郎の一般的なペッケと言ってよいだろう。口絵写真はその表情である。

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第513夜:裕介さんの精助写し(大)

Yusuke_sesuke10_kao今年も白石での全日本こけしコンクールの中止が発表されたが、お膝元の宮城県では新型コロナの新規感染者が100名を超え厳しい状況が続いている。さて、昨年末に入手した精助こけしの写しを、いわき市の佐藤裕介さんにお願いしていたが、それが出来上がったので紹介したい。裕介さんには、以前、大野栄治と精助の写しを作って貰っており、その力量は確認済み。写しをお願いする場合、工人さんによっては年単位の日数を要する場合もあったりするが、裕介さんの場合、最初にどのくらいの日数で作れるかを言ってくれるので安心できる。今回も、コロナ禍で2月には大きな地震があったにも拘わらず、3か月ほどで大小2種の精助の写しを作ってくれた。今夜は、その内の大きい方のこけしである。口絵写真はその表情である。

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