昨26日(日)、東京こけし友の会の新年例会があった。6週間ぶりの例会に63名の参加があった。招待工人は秋保の鈴木敬工人。しっかりと木地技術を習得し、伝統の継承に意欲的な若手工人に新しい時代の息吹を感じる。おみやげこけしは肘折の鈴木征一さんと弥治郎の新山吉紀さん。それぞれ数種の型を作ってくれた。新品頒布品には毎年恒例の阿部進矢さんを始め、普段入手が難しい工人の作品が並んだ。入札には通常とは別に古品や話題作などもあった。復活した皆勤賞には12名が該当し、最後に大抽選会で盛り上がる中、閉会となった。なお、例会後の鈴木敬さんを囲む懇親会には25名が参加して満席であった。口絵写真は受け取ったおみやけこけし2本
関東地方は眩いばかりの初日の出で新しい年が始まった。昨年は元旦から能登半島の大地震、羽田空港での衝突事故という大惨事が発生した。被災された方々の御苦労は並大抵ではなかったと心が痛む思いである。本年は安寧の日々が続くことを祈っている次第である。本年もよろしくお願いいたします。
国恵志堂こけしコレクションの最重点項目は遊佐福寿さんのこけしであり、それを書籍の形で纏めることである。その第1巻は2022年に出来上がった。第2巻は勘治型を中心に纏める予定であったが、いざ始めると手元に無いものもあり、結局2年を要することになってしまった。この第2巻は福寿こけしの真髄である勘治型の集大成である。西田勘治こけしの写しから始まった福寿の勘治型を亡くなる一か月前迄を年代順にほぼ網羅できたと思っている。福寿さんのこけしには未だ未だ取り上げていないものがあり、それらは第3巻に掲載する予定である。
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新しい年が始まりました。長らく続いた新型コロナも5類になって終息に向かい、世の中もコロナ以前の賑わいが戻ってきたようです。一方、ウクライナ戦争は終わりが見えず、パレスチナの戦禍も続いています。今年はこのような状況が少しでも改善されることを願って止みません。本年も、よろしくお願いいたします。
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