小寸こけし

第573夜:第21回紅花の山形路物産と観光展

Naomiten2205_nekokokeshi 今日(26日)は定期検診で東京の病院に行く予定があり、帰り道に横浜高島屋で開かれている「紅花の山形路物産と観光展」に寄って来た。この催事はこの時期に毎年開催されているもので、こけしの出展も恒例となっており、毎回、梅木直美さんが沢山の作品を携えて、実演を兼ねてやって来られる。コロナ禍で多くのこけし関係の催事が中止となる中で、昨年も開催されており、今年も無事に開催に至った。会期は昨25日(水)から31日(火)までとなっている。午後3時過ぎに会場に顔を出すと、直美さんはお客さんとの対応中であり、先ずは展示されている作品に目を通す。暫くしてお客さんも居なくなったので、直美さんの写真を撮り、今回の出品作の話を伺う。コロナのため出品数は少なめとは聞いていたが、昨年と同じ会場の場所であったが更に少ないので聞いてみると、初日の昨日に相当数の物が売れてしまったとのこと。直美さんももっと沢山持ってくれば良かったと言っていたが、一か月前に京都にも実演に行っており、頑張っても作れる数には制限があったようだ。土日を挟んで会期は未だ5日も残っており、持参した小物の木地に描彩して頑張ると話しておられた。口絵写真は、毎年好評の猫こけし、20本持ってきたが1本しか残っていなかったものである。

 

 

 

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第545夜:佳樹さんの伊太郎型

Yoshiki_itaro_kutie 一昨夜、NHK-BSで「ザ・プロファイラー」を見ていると、女優の草笛光子さんが出ていた。近々、88歳になるという草笛さんと言えば「老いは億劫との戦い」という言葉を思い出す。筆者もコロナ禍の中で70の大台を超えてから、つとにその言葉が身に染みるようになった。「億劫」には身体の具合が原因のものと気持ち(精神的なもの)が原因のもの、その両方が原因のものとがあるのだろうが、最終的には「やる気」を起こさせることが出来るかにかかってくる。本ブログの更新も、その「やる気」が起きるかどうかで、「まあ、明日でいいかー」という気持ちが勝ると、時間だけが過ぎ去っていく…。さて、気を取り直してブログを書こう。津軽の伊太郎型を調べていると、数少ない伊太郎こけしの殆どは8寸と3寸、それに5寸程のものが若干混じるようだ。その伊太郎の3寸を入手した(第213夜)ことから3寸の伊太郎型に特に興味を持った。佐藤善二の伊太郎型には3寸物があり、何本か手に入れている(第512夜)。今回、善二の息子佳樹の3寸伊太郎型がヤフオクに出ていた。佳樹の3寸伊太郎型は持っていなかったので応札したが、他に誰も関心を示さず出品価で落札できてしまった。今夜は、その佳樹の伊太郎型を紹介しよう。口絵写真は、その伊太郎型である。

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第530夜:久し振りの直美さん

Naomiten2105_kubufuri_ejiko1  今日は午後から横浜高島屋で開催されている「第20回紅花の山形路物産と観光展」に出掛けて来た。コロナ禍の中、公共交通を使った外出は控えているのだが、梅木直美さんが2年振り(昨年は出展を断念された)に来浜されるという案内葉書を貰ったので意を決して行くことにしたのである。会場は例年と同じ横浜高島屋の8階催事場、コロナの影響は大きく、出店数はいつもの半分くらいか。直美さんの出店場所は会場の奥まったところで、落ち着いた静かな良いところであった。直美さんの作品数も例年よりはやや少なめと思われた。ここのところ、こけし関係のイベントには一切顔を出さなかったので、久し振りの訪問。直美さんに話を聞きながら、多様な作品を楽しませて頂いた。口絵写真は、今回のイチオシ作品でもある「玉入れえじこ」。なお、本展は6/1(火)まで開催されているので、ぜひ訪れて頂きたい。最終日(17時迄)以外は19時まで。

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第522夜:豆こけしの玉手箱(8)

Mame_akiu_yoshio ここのところ豆こけしの話が続いているが、今少しお付き合い願いたい。玉手箱の中には秋保のこけしも入っており、これは三人姉妹の豆こけしであった。秋保の豆こけしと言えば、大・中・小の3本がセットで小さな箱に入っているものがあり、本ブログでも菅原庄七(第48夜)と山尾武治(第478夜)のものを紹介した。今夜の3姉妹は、庄七や武治のセットより大きく、箱にも入っていないが同類のものと考えて良いだろう。口絵写真は、その内で一番大きいこけしである。

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第521夜:豆こけしの玉手箱(7)

Mame_hoka2_eigoro 大坂、兵庫、宮城に「まん延防止重点措置」が発せられた。各地のコロナ新規感染者は増加の一途で減少に転ずる気配は見えず、またまた国民に自粛を強いる措置となった。さて、これまで6夜に渡って袖珍こけしを中心に戦前の豆こけしの紹介をしてきたが、玉手箱にはそれより少し大きなこけしも入っていたので、それも紹介しておこう。「木の花」では「豆こけし」の定義を2分から2寸位までとしているので、厳密には豆こけしとは言えないものかも知れない。口絵写真は新山栄五郎のこけしである。

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第520夜:豆こけしの玉手箱(6)

Mame_hoka1_monpe 今日から4月に入った。新しい年度の始まりであるが、このコロナ禍の状況に改善は見られず、ワクチン接種の案内が来る前に第4波の足音が間近に聞こえてくる切迫した状況になっている。とてもじゃないが「エイプリル・フール」を楽しめる雰囲気ではないようだ。そんな中、今夜も豆こけしの話である。これまでの袖珍こけしの仲間ではないが、それよりも小さい豆こけしである。口絵写真は、豆のもんぺこけしである。

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第519夜:豆こけしの玉手箱(5)

Mame_syutin5_yajiro 桜満開の週末を終えて東京周辺では今年の花見もお終いとなってきたが、気候も良く最早人出の増加を防ぐのは難しい状況になっている。大阪を筆頭に各地でコロナの新規感染者が増えており、2週後の東京の感染者の急増が危惧される。さて、袖珍こけしの5回目である。「木の花」の解説でも第拾壱号では『袖珍こけし拾遺』として、大きさ1寸6分という規格に沿った袖珍こけしの周辺の豆こけしについて紹介している。本ブログでも、そのようなこけしを取り上げてみよう。口絵写真は弥治郎系こけしである。

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第518夜:豆こけしの玉手箱(4)

Mame_syutin4_koseki 今日で71回目の3月26日を迎えた。昨年は、こけし手帖の校正作業で神田まで出かけ、ついでに靖国神社と千鳥ヶ淵で花見を楽しんだが(第425夜)、それが最後で以降まさかのコロナ禍による自粛生活に入ってしまった。本ブログも、この1年での更新は93夜で100夜には届かなかったということになる。さて、昨夜の話の続きである。「木の花」の解説によれば、袖珍こけしには80工人の組み物の他に、番外品や模様変りも紹介されている。今回、ヤフオク入手の豆こけしにもそれらに類するものやはっきりしないものも含まれていた。今夜は、それらの豆こけしを紹介しようと思う。口絵写真は小関幸雄の袖珍模様替わりこけしである。

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第517夜:豆こけしの玉手箱(3)

Mame_syutin3_taiichiro 戦前の袖珍こけしは結局80工人分で終了となってしまい、頒布数も55組であった。これらの組み物には胴底に頒布番号のゴム印が押されているが、ゴム印の無い単品物も相当数あったようである。今回入手の豆こけしにもゴム印の無いものがあり、それらの中から「木の花」の写真と比べて袖珍こけしと思われるものを紹介したいと思う。口絵写真は、小椋泰一郎の袖珍こけしである。

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第516夜:豆こけしの玉手箱(2)

Mame_syutin2_ishizo 昨夜に引き続いて、ヤフオクで入手した戦前の袖珍こけしの紹介である。胴底に番号印が押された12本の袖珍こけしの内の残り6本である。世の中が太平洋戦争に突入していく中で、このような企画を行いそれを実行した当時のこけし愛好家の先輩達には、ただただ頭が下がる思いである。また、それに応じた工人の方々にも感謝の念を禁じ得ない。大変な戦禍をかいくぐって残ったこの豆こけしを手元で見ることが出来るのは無上の喜びでもある。口絵者品は、小椋石蔵の袖珍こけしである。

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