肘折系の斎藤伊之助のこけしについては、第173夜と413夜にその尺物を紹介した。いずれも昭和15年のものと思われる。伊之助には小寸(4.5寸程)のものもあり以前から気になっていたが現物に出会う機会がなかった。先月末にその伊之助の小寸がヤフオクに出品されたが、出品価が高かったためか他に応札者が無く、国恵志堂にやってきた。今夜はそのこけしを紹介する。口絵写真はその表情である。
続きを読む "第805夜:伊之助の珍品" »
5/27より横浜高島屋で毎年恒例の山形路の物産と観光展が開催されており、今年も梅木直美さんが出展しているので昨日午後に出掛けて来た。直美さんの出展コーナーは昨年と同じでエレベータを降りると直美さんが笑顔で迎えてくれた。他のイベント会場と同じく初日の開店早々に多くのお客さんが集まり、目ぼしい作品は早々に無くなったそうだ。また、その場での注文も多く、会期中に会場で製作しているとのこと。口絵写真は、招き猫ダルマである。
続きを読む "第804夜:第25回紅花の山形路物産と観光展" »
ひと月半ほど前、ヤフオクに阿部正義工人の大きなダルマの中に沢山の小物玩具が入った「ダルマ入れ子」が出品されていた。正義さんのこの手の細工物としては「打ち出の小槌」が知られており、筆者も所蔵している(第220夜参照)。しかし、このようなダルマ入れ子は見たことが無く注目していた。結局見送ってしまったが、玩友のS氏が入手されたので、お借りして紹介したい。口絵写真はそのダルマの顔である。
続きを読む "第800夜:阿部正義のダルマ入れ子" »
昨19日より、「ふるさと交流ショップ 台東」(浅草、千束通り商店街内)にて柿澤是伸さんの展示・即売会が開催されているので、本日午後に出掛けてきた。昨日の初日は雨の中、入り口前に長い行列が出来たそうだ。例年この時期の是伸展は千葉そごうが恒例となっていたが、今回は千葉から都内に移っての開催となった。口絵写真は、だた一つ残っていたパンダこけしである。
続きを読む "第795夜:是伸展in台東" »
22日~23(日)まで、東京神田の書肆「ひやね」で笹森淳一工人のこけし展があった。筆者は友の会の例会準備で会期中には行けないので、金曜夜の前夜祭に出掛けて作品を見せて貰った。この時期、例年だと「山河響の会」のこけし展があるのだが、今年はお休みということで、笹森さん一人の展示会となった。70歳を越えたと言うが、相変わらず若々しく、素晴らしい出来栄えの作品が並んでいた。
続きを読む "第778夜:淳一こけし展" »
戦前、弥治郎の新山福太郎の弟子だった小関幸雄が竹井の自宅で木地業を始めるにあたり、福太郎とは違ったこけしを作った。そのこけしはその形態から「ステッキこけし」と呼ばれたことを、千夜一夜(1)の第1000夜に記した。今回、このステッキこけしの小寸ペッケタイプを入手したので紹介しよう。
続きを読む "第776夜:ステッキこけし(2)" »
先日のヤフオクに阿部正義さんの「打ち出の小槌」が出品されていた。正義さんの小槌はこれまでに何回か作られており、本千夜一夜でも(1)220夜と(2)220夜で紹介している。そのため国恵志堂にも1点所蔵しているが、今回の作はそれとはまた少し異なり保存状態も極めて良いため入札に参加した。こけしの蒐集は幅広く色々な楽しみ方があるが、木地技術の粋を極めたような作品には格別な趣がある。今回は運良く入手できた打ち出の小槌を紹介しよう。
続きを読む "第769夜:打ち出の小槌(3)" »
昨日(24日)、東京こけし友の会の8月特別例会があった。8月は頒布中心の例会であったが、猛暑の中、35名程の参加者があった。おみやげこけしは「たつみ」保存品数種の中から選択、入札は古品も含めいつもより多い30点、それに抽選品と一般の中古品が台上に並んだ。また、箱入りのソニーファミリーグラブ頒布品も10点ほどあった。口絵写真はおみやげ品から筆者が選んだ小関幸雄の表情。
続きを読む "第765夜:友の会8月特別例会(R7)" »
こけしの終活も考えねばと思いつつ、まだまだ所有欲には負けてしまう。最近は古品がヤフオクによく出るようになり、持っていないものが出てくるとつい手が出てしまう。今年に入ってからでも既に何本かがコレクションに加わっている。山形の小林兄弟のなかで吉兵衛のこけしは持っておらず、市場ではなかなか見かけないが、先日のヤフオクで小寸ながら状態の良いものが出たので迷わず入手した。今夜はそのこけしの紹介である。口絵写真はその表情。
続きを読む "第739夜:吉兵衛のこけし" »
今日で11月も終わりであるが、24日に開催された友の会11月例会の報告である。おみやげこけしは遠刈田系の佐藤保裕さん4種。新品頒布は4工人のこけしと玩具6種類が揃った。リモートからの参加は木地山系の沼倉孝彦工人。入札・抽選を含む中古品にも良品が揃い、選ぶ楽しさを満喫することができた。第二部の持ち寄り鑑賞会は戦後の高橋忠蔵工人で、原ノ町と日野の作品が揃い、会員のお披露目話に楽しい一時を過ごした。口絵写真は新山実工人の干支のヘビ。とぐろを模した秀逸な形と赤い舌が何とも愛らしい作品であった。
続きを読む "第724夜:友の会11月例会(R6)" »
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