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第572夜:栄五郎の逸品!

Ei5ro_syosyo_kao 5月も半ばを過ぎようとしているが、最近はこけしの入手も無く、本ブログの更新もすっかりご無沙汰してしまった。世の中に目を向ければ、ロシアのウクライナ侵攻を筆頭に、知床遊覧船の事故、美咲ちゃん関連の新発見などがあって、新型コロナ感染の報道は減ってきているものの、感染者数はゴールデンウィークを境にやや増加に転じていて予断を許さない。さて、先週のヤフオクに久し振りに心ときめくこけしが出品されていた。新山栄五郎の古作こけしである。自身の年齢から考えて見過ごす時間的余裕はないと考えて奮発した。今夜は、その栄五郎こけしを紹介しよう。口絵写真はその表情である。

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第571夜:半澤工人の亥一型

Hanzawa_iichi_kao 東京近郊では桜は終わり新緑と色とりどりのツツジが目に眩い季節を迎えている。新型コロナの感染者数は高止まりが続いていたがようやく減少に向かい始めた感もある。一方でゴールデンウィークを控え、感染者数増加の危険も拭えない。先日のヤフオクに中の沢の氏家亥一型と思われるこけしが出品されており、価格的にはちょっと高いと思ったが、筆者は「こけし談叢」の亥一こけしの現物を所有していることから亥一型には興味を持っており、入手した。出品解説に大きさは記載されていなかったが、8寸か1尺と思っていたところ、実際には6寸であり拍子抜けであった。今夜はその亥一型こけしを紹介しよう。口絵写真はその表情である。

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第570夜:政弘さんの松之進写し

Masahiro_matu_kao 今日から4月である。東京では満開をやや過ぎたとは言え、まだまだ桜の美しい時期であり、今日から多くの人が新しい気持ちで物事に取り組んでいく区切りでの日でもある。一方で、世界に目を向けてみればロシアによるウクライナ侵攻は長期戦の状況となり、新型コロナの感染もまだまだ予断を許さず、日本では第7波の懸念さえ囁かれている。さて、昨日、遠刈田の早坂政弘さんのこけしを手にすることができた。最近の政弘さんの松之進型こけしへの進境は著しく、それを踏まえて東京こけし友の会では友の会特別頒布の第2弾として、今年の新年例会で松之進写しを頒布した。コロナ禍のため新年例会をリモートで参加した筆者は例会で入手することができず、その機会を待っていたので嬉しいことであった。口絵写真はその表情である。

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第569夜:折り紙付きのこけし(吉太郎)

Kititaro_mutu_kao 約2か月続いたまん延防止等重点措置がようやく解除となったら、今度は供給電力不足で停電の恐れがあるから節電して欲しいとの要請が出された。ウクライナの戦争状態を考えれば僅かな我慢に過ぎないのだろうが、何ともやるせない世の中になったものである。さて、物の価値を考える上で「折り紙付き」という評価がある。それをこけしの世界に置き換えてみると、著名コレクターの収蔵品でそのコレクターの蔵票等の張られたものがその類と言えるだろう。また「陸奥売店」のゴム印もその一つに数えれるだろう。「陸奥売店」とは戦前、仙台駅前にあった陸奥ホテルの1階売店のことで、そこでは土産物と一緒にこけしも売っていた。特に昭和15~16年頃に多くのこけしを扱っていた。その紫色のゴム印が押されたこけしは戦前の古品であることが明白で、しかもその保存の良さが特筆される。今夜紹介するのは、その陸奥売店印の押された小林吉太郎のこけしである。口絵写真は、その表情である。

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第568夜:新山勝祥のこけし

Katusyo_kao 昨夜は、福島県沖を震源地とする大きな地震(福島・宮城で震度6強)があり、飾り棚の扉が開かないように必死で押さえていたが、揺れがかなり激しく時間も長かったので肝を冷やした。別の部屋の棚は扉が開いてこけしが飛び出したり、扉は開かなかったものの中でこけしが倒れており、扉を開けると倒れたこけしが飛び出してくるなど、今日はその復旧作業にかなりの時間を費やすことになった。そんな中、午後になってヤフオクで落札したこけしが届いた。未だ持っていなかった新山勝祥のこけしである。ヤフオクでの出品を見て、その得も言われぬ表情に惹かれ、入手したものである。口絵写真は、その勝祥こけしの表情である。

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第567夜:「国恵志堂ブックス」別冊『福寿物語1』配本

Fukujyu1_book_cover_part 2022年、「国恵志堂ブックス」の最初の配本(通算5冊目)は、別冊『福寿物語1』となった。遊佐福寿さんのこけしを纏めた本を発行することは、「国恵志堂ブックス」の最重要項目であり、その構想を練っていた。昨年末、節子さん(福寿さんの奥さん)が入院されたとの話を聞き、急遽、制作作業に着手し何とか纏めて、1/25(福寿さんの命日)に発行日を定めた。それから印刷作業などに入り、本が出来上がったのは2月の半ばになってしまった。早速、寿彦さん(福寿さんの息子)に送ったが、節子さんは2/3に亡くなってしまい、残念ながらこの本を見て頂くことは適わなかった。「国恵志堂ブックス」は1冊がA5版144頁となっており、「福寿物語」は1冊では収まらず数冊になる予定。その第1冊目の「福寿物語1」では、福寿さんのこけしの内、初期型、新型、普通型の3つの型を取り上げている。今後、勘治型など他の型を順次取り上げていく予定である。口絵写真は、その表紙の部分拡大である。

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第566夜:佐藤孝之助のこけし

Konosuke_syaku_kao 北京冬季五輪が終わったもののパラリンピックはこれからという五輪期間中にも拘わらず、欧州で戦火が起こった。理不尽とも思われる理由で、ロシアがウクライナに攻め込んだのである。我々自由主義の国に住んでいる者にとっては、考えられないことである。今後の推移に注視しなければならない。さて、先日のヤフオクに佐藤孝之助のこけしが出品されていた。円吉の弟である孝之助は活動期間も短く、その残るこけしも多くは無いようで目にすることも滅多にない。筆者は、小寸の孝之助を持っているが、円吉系のこけしは好みであることもあって、入手した。今夜はそのこけしを紹介したい。口絵写真はその表情である。

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第565夜:北山賢一の久四郎型2本

Ken1_kyu4ro_kao カーリングに熱狂した北京冬季五輪も終わり、以前の平穏な日常生活に戻って、こけしの案件に手を付けている。東京の新規コロナ感染者は減少傾向にあるとは言え、今だ毎日1万人以上の方々が感染している。これからシーズンを迎える、こけしのイベントも厳しい状況が続いている。このような状況が続く中、収集の中心はネットオークションになっているが、なかなか面白い物も出品されており楽しんでいる。先日は状態の良い無署名の久四郎型こけしが出品され、入手できたので紹介したい。口写真は、その久太郎型の表情である。

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第564夜:覚平の初期こけし(祝!カーリング女子<銀>)更新有り

Kakuhe_s33_kao 先ほど、北京冬季五輪のカーリング女子の決勝戦が終わった! 初めて決勝まで進んだ日本代表のロコ・ソラーレは残念ながら因縁の宿敵英国に敗れて2位となったが、初の銀メダル、五輪2大会連続のメダル獲得という快挙となった。カーリングLOVEの筆者は全ての試合を観戦し、勝っては喜び、負けては悔しい想いを抱いてきた。予選最終戦のスイスに負けての落胆から、前回と同じくスウェーデンの勝利により決勝進出をプレゼントして貰い、そこでスイスにリベンジしての銀メダル獲得。予選・決勝合わせて11試合という長丁場を経ても取れるメダルは1個だけ。そのメダルの重さは計り知れないだろう。勝った英国のスキップのミュアヘッドは前回の日本戦で自身のミスショットでメダルを逃し、それから4年間の苦しみを耐えての栄冠であった。表彰式では、あの気丈なミュアヘッドの目に涙が光っていた。日本はこれで、次回五輪では金メダルという大きな目標もできた。ロコ以外の日本のチームにも次を目指して頑張って貰いたいと思う。

さて、今夜紹介するのは南部系、佐々木覚平の初期のこけしである。南部系のこけしは特に力を入れている訳でもなく、従って所蔵するこけしもそう多くはない。佐々木家のこけしも10本にも満たない。そんな中、先日ヤフオクに出品された覚平のこけしは、初期のこけしと思われるもので、その風情に惹かれて入手した。口絵写真はその表情である。

掲載後、本作とほぼ同時期の作をご寄贈頂いたので、それを追加した(2/25)

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第563夜:高橋精志の精助型(2)

Seishi_seisuke_s45_3_kao 今日は節分である。豆まきには縁遠くなった老人だが今では恵方巻きの方が楽しみになっている。そして明日は立春! 本来なら心躍る季節の到来なのだが、東京の新型コロナ感染者は2万人を超え、まだまだ増加傾向である。一方、北京冬季五輪は明日が開会式、一部の競技の予選は既に始まっている。ここのところ腰痛に悩まされている筆者は、久し振りに開けた段ボール箱の中のこけしにシミが出ているのを発見し、他の箱も一斉にチェックを始めた。そんな中で未だ本ブログに出ていないこけしを見つけたので、紹介しておこう。今夜は、弥治郎系の高橋精志の精助型である。精助のこけしは好きなこけしの一つであるが、残っている数は少なく、入手は簡単ではない。息子の精志が精助型を作っているので入手した。口絵写真は、その精志の精助型の表情である。

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